等身大、そしてリアルなファン目線でライブの感想や、音楽愛をレポートしてくれる企画、「Dig Writers」。
今回は大学生の ゆめのさん がRuby Tuesday18の感想をいちファンの目線でレポートしてくれました。
こんにちは、芸術系のことを学んでいる19才の大学生です。
しかしわたしの通っている大学や学部での生活を考えると「本当に大学生といっていいのだろうか…。」といったきもちです。
というわけで、Rudy Tuesday 18 をみてきました!
会場は新代田FEVER、わたしはいつも下北沢駅から10分くらい歩いて向かいます。
このFEVERって文字いいですよね。ライブハウスの看板でいちばん好きです。
いつもは、はじまるギリギリにつくことばかりですが、今日は早く着いたので人間観察をしていました。
今日のライブに来ているひとたちは総じておしゃれで、北海道の田舎から北関東の田舎にでてきたわたしには肩身のせまいものがありました…。
今回Ruby Tuesdayは18:30開場、19:00時開演だったのですが、開場の時から場内では、ピストル・ディスコDJ'sのDJが場内を盛り上げていました。
ピストル・ディスコってロックDJ集団だったんですね!
テクノのようなズンズンピポピポにのせて名曲を次々とかけてくださいます。 目のところが赤く光っててとてもかっこよかったです。あれはなんなのだろう。
DJが数少ないわたしの知ってる曲をかけてくれるとやっぱりにやけちゃうな。
あと「いいな」っておもったとき、わたしすぐシャザムするんですけど、その画面みられるのめちゃ恥ずかしくないですか?
1回ジャニーズがかかって元ジャニオタのわたし、完全に曲とピストル・ディスコのDJでテンアゲでした!
そしてはじまるSPARK!!SOUND!!SHOW!! 。
前に地元にきたとき、地元バンドマンが「スサシスサシ!やばい!」って言っていたなあという認識だったのですが、 実際見たらスサシめちゃめちゃたのしいですね!
MCはボケ倒してくるし、1つも曲知らないのに踊っちゃう!すぐさまCDをかいました。
「ギャーギャーいうけどパンクじゃない!ラブソングだけどバラードじゃない!俺らのジャンルはなに!?」っていってたけど、ほんとにそんなかんじで、「こんなにいろんなノリ方させてくれるバンドってあるんだなあ」とおもいました。
続くバレーボウイズがさいこうすぎ!!! 人間大好き!!!!!!!
そこが夏としか思えなかった!!!!!!
わたし、例えて言うのなら、“京都の昭和じみたセミみんみんの夏に、だるだるな格好をして古民家を改装したみたいなアトリエを窓もドアも全開にして、レコードをかけながらなにか目標にむかって会議をしては制作をするみたいな若者たち(そんなひとたちがほんとにいるのかはわからない)のカルチャー。”が好きなんです。
昔からそんなシーンにずっと憧れている節がありまして、彼らはそのような雰囲気のある界隈(THE FULL TEENZとかがわたしの中のそれ)でよくみる名前だったからずっと気になってて見たかったんですけど、まさにそれでした!
曲調歌声ハーモニー服装照明すべて”それ”。
はじまった瞬間に夏がきた! って思ってたら、MCで本人たちもおなじこと言ってました。 わたし夏めちゃめちゃ嫌いだけど、いろんな手段で夏のいいところだけをみせてくれるバンドだなあとおもいました!
感動!
最後は Healthy Dynamite Club。
わたし実は単語三個のバンドの区別がなかなかつかなかったです、、、YOGEE NEW WAVES、never young beach、Special Favorite Music、Awesome City Club、MARQUEE BEACH CLUB、Helsinki Lambda Club、ANCIENT YOUTH CLUB ……
そのなかで、人数が多くて(7人)ボンゴがあって声がとてもよくて鹿の角を操って声を変えているのがHealthy Dynamite Club!
ボンゴをたたいてたシェイカーマンはフロアをあるいてシェイカーをシェイクしていて、いちばん前にはエクササイズをしているメンバーの方もいて、とても愉快なバンドでしたし、最高でした!
海の家でかかってそうだなあ。
さっきのバレーボウイズが田舎の夏だとしたら、Healthy Dynamite Clubはひとで賑わう都会の夏みたいな感じがしました!
ライブが終わって下北沢へ帰る路地で制服を着たカップルとすれ違って、なんだか気になって傘に隠れて振り返ったら、彼らはドラマみたいなちゅーをしていて、そしたらイヤホンからは銀杏の“夢で逢えたら”が流れてきて、 ああもう夏だなあって、そんなきもちの夜でした。
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